市野瀬教育研究所 所長・市野瀬早織プロフィール

SAORI ICHINOSE

教育学修士。早稲田大学 大学院 教育学研究科(国語教育専攻)修了。
大学院では、自律的思考力をクリエイティブに育てる国語教育を研究。

2008年から2018年までの10年間、偏差値70を超える名門私立中高にて専任の国語科教諭を務め、中学1年生から高校3年生まで6年間一貫して指導。
担当生徒の5人に1人を東京大学合格へ導く。

延べ3,000人以上の生徒との関わりの中で「子どもの学力を伸ばすカギは家庭教育にある」と確信し、2018年に独立。2024年、株式会社The Rhythmを創業。

教育学の専門性、名門校での指導経験、人材開発領域での知見を統合し、「読解力を子育てに活かす」独自の家庭教育メソッドを体系化。
親御さま向け長期プログラム受講生は500名超、セミナー・教育講演を合わせた指導実績は延べ12,000名超に及ぶ。

2026年4月、東洋経済新報社より初著書『東大合格者が身につけた 一生使える「読み方スキル」』を出版。出版後5日で重版が決まり、Amazon読書法カテゴリ1位を獲得。出版後2ヶ月で第4刷となり、全国各地で話題を呼んでいる。
東洋経済オンライン・プレジデントオンライン・婦人公論.jp・毎日新聞ウェブ等、メディア掲載多数。

実績

指導・研究実績

・のべ 3,000人超 の生徒と関わってきた指導実績
・親向け家庭教育プログラム受講生 500名超
・セミナー・教育講演の累計参加者 12,000人超
・名門私立中高在職時、担当生徒の 5人に1人が東京大学に合格
・早稲田大学大学院 教育学研究科 国語教育専攻 修了(教育学修士)
・早稲田大学国語教育研究に論文掲載(「評論文の学習を通して学習者が感じることとは何か」2015年)
・全米心理学学会認定プログラム修了


著書・メディア

・著書『東大合格者が身につけた 一生使える「読み方スキル」』(東洋経済新報社、2026年)──出版5日で重版・Amazon読書法カテゴリ1位・4刷
・東洋経済オンライン(計7記事)・プレジデントオンライン・婦人公論.jp・毎日新聞ウェブ「ハナソネ」等に書籍関連記事掲載、Yahoo!ニュースにも多数転載 ・出版記念・全国10都市講演ツアー開催(東京91名満席→増席、全国で満席御礼)
・笑っていいとも!放送作家・鶴間政行氏とのコラボ番組に出演


コラボ・登壇実績

・ロンドンオリンピック 4×100mリレー代表・髙橋萌木子さんとのコラボセミナー(2023・2024・2025年)
・元ショートトラックスピードスケート日本代表(五輪3度出場)・勅使河原郁恵さんとのコラボセミナー(2022年)
・元早稲田アカデミー難関校受験責任者・牧静さんとのコラボセミナー(年4回・継続開催中)
・インドやウクライナの子どもたちを支援するNPO法人MASA FREE SCHOOL主宰・寺本真将さんとの国際教育コラボセミナー


表現・芸術活動

・書道(最高段十三席取得)
・トランペット(吹奏楽部・中等部全国大会出場、銀賞)
・ダンス(ジャズ・ヒップホップ 8年継続、舞台経験多数)
・演劇(プロ養成スクール最上位クラス・映像と舞台で計6年半)
・絵・写真(銀座の個展にて6回出展)

市野瀬早織の人生ストーリー

忘れられない、一人の生徒

教壇に立っていた頃、今も忘れられない一人の生徒がいます。

現代文の授業で「あなたはどう感じましたか?」と尋ねると、その子は一瞬、私の顔色をうかがうのです。そして少し間を置いて、誰もが頷きそうな、当たり障りのない答えを口にする。

成績優秀で、努力家で、誰からも褒められる生徒でした。でも、自分の言葉で語る前に、まず「正解」を探そうとする。間違えることを、ひどく恐れている。

その姿を見るたび、胸の奥が痛みました。

──これは、子どもの頃の私だ、と。

気持ちを「読む」子どもだった

岡山県に生まれ、横浜で育った私は、三兄弟の中で、人の気持ちがやたらと「読めて」しまう子どもでした。

家族が何か言いたそうにしている。まだ言葉になっていない。でも、わかる。
表情、声のトーン、沈黙の長さ
──言葉より先に、気持ちが読めてしまう。

いま思えば、それが私の読解力の原点です。
ただ、この力には、裏側もありました。

気持ちが読める子どもは、大人が求めていることも、先回りして察してしまいます。そんな「よく気がついて動く」私に、小学2年生のとき、担任の先生がこう言いました。「この子、使えるわ!」

褒め言葉だったのだと思います。
でもその一言を境に、私は「高く評価される自分」を演じるようになります。

優等生であり続ける。吹奏楽では全国大会へ。書道は最高段位まで。高校はトップ校へ。

できることを増やし、期待に応え続けることが、自分の価値だと信じていました。

人の気持ちが読めるからこそ、他者からの期待も読める。
期待が読めるからこそ、応えてしまう。

こうして私は「常に正解を探す子」になっていったのです。

糸が切れた2年間と、両親の沈黙

神奈川県立のトップ校に進んだ高校2年のある日、張りつめていた糸が、ふっと切れました。
勉強から離れ、バイトとダンスに明け暮れる日々。
成績は350人中300位台まで落ちました。

でも、両親は一度も私を責めませんでした。
成績表を見せても「そうか」と言って、次の話をする。やりたいと言ったことは、120%で応援してくれる。

怒られなかったことより、覚えているのは
──見守られている、という感覚です。

評価の目から自由になったとき、私の中に、初めての問いが生まれました。
「私は、本当は何がしたいんだろう?」

成績のためでも、誰かの期待に応えるためでもなく、自分の意思で何かを選んでみたい。高校3年で「自分への挑戦」として憧れの早稲田大学を受験すると決めたのは、その問いへの、私なりの最初の答えでした。

他者からの評価を恐れなくなったとき、人は初めて、自分の頭で考え始める。
のちに3,000人の生徒たちが証明してくれるこの真実を、私は最初に、自分の人生で体験したのです。

のちに3,000人の生徒たちが証明してくれるこの真実を、私は最初に、自分の人生で体験したのです。

「お前がどう生きたいか、だ」

ただ、憧れだけで越えられるほど、大学受験の壁は低くありませんでした。伸び悩んでいた受験期、予備校で出会った一人の講師が、私にこう言いました。

「どこに受かるか?じゃない。
 お前がどう生きたいか?だ」

自分の本心を、他人から真っ直ぐに問われたのは、初めてでした。
どう生きたいのか。
そのために、なぜ学ぶのか。

本心と勉強がつながった瞬間から、勉強は「こなすもの」ではなく「自分の未来をつくるもの」に変わりました。
成績は急上昇し、学年成績100人抜き。
憧れだった早稲田大学教育学部に合格し、進学します。

大学卒業後は、大手アパレル企業にリーダー候補として入社することが決まっていました。

しかし大学4年の教育実習で、生徒たちとともに過ごした数週間が、私の人生を変えます。

こちらの問いかけひとつで、生徒の表情が変わり、それまで黙っていた子が自分の言葉で話し始める。

こちらの何気ない一言で、生徒が自信をつけ、高みを目指して、心から望む進路を選び取る。

教師の一瞬の関わりが、この子たちの人生を変えていく
──その手応えの中で、確信したのです。

教育とは、未来をつくる仕事だ、と。内定を辞退し、教育の道へ。周囲は驚きましたが、私の心はもう決まっていました。

大学院では国語教育を専攻し、「自律的思考力を育てるクリエイティブな読解教育」を研究。

読解力とは、テストのための技術ではなく、自分の頭で考え、自分の人生を選ぶための力である

──のちの市野瀬メソッドを支えるこの考え方は、大学院での2年間で固まりました。

3,000人の生徒との、10年間の挑戦

2008年、国語科教諭として教壇に立ち始めます。

勤務先は、偏差値70を超える名門私立中高。中1から高3まで、10年間で延べ3,000人以上の生徒と向き合いました。

そこで私は、現代文の授業を使って、ひとつの実践を続けます。
文章の中の書き手の感情を読み取るように、自分の内側にある感情を言葉にする練習。

「作者はどう考えていたか」を察するだけでなく、「文章を読んで、あなたはどう感じたか」を問い続ける授業。
他人の気持ちや作者の考えを読み取るだけでは、終わらせない。

文章を起点に、自分の感情を読み取り、言葉にし、そこから自分の考えを発展させていく。

この回路がひらくと、子どもはもう、正解を探す必要がなくなります。自分の内側に、語るべき言葉が生まれるからです。

正解探しをやめ、自分の言葉で語り始めた生徒たちは、見違えるように変わっていきました。
自分の頭で考え、自分の言葉で表現し、自分の力で進路を選んでいく。
担当生徒の5人に1人が東京大学に合格したのは、その延長線上の結果にすぎません。

生徒たちが変わっていく一方で、私はあることに気づき始めます。同じ授業を受けていても、変化の速さと深さは、子どもによってまるで違う。

その違いは、どこから来るのか
──生徒たちの変化と、日々の言葉の端々からうかがえる家庭の様子を、10年間見続けるうちに、

答えが見えてきました。

大きく伸びる生徒の家庭には、共通点があったのです。

一言で言えば、家庭の中に「対話」があること。

お母さまが、子どもの言葉の奥にある心を読もうとしている。
まず受け止めている。
「言っていいんだ」と感じられる空気が、家庭にある。

読解力は、もちろん学校でも育ちます。
けれど学校では、担任の先生も変わりますし、毎日のように読解授業があるわけでもありません。

生きるための読解力を根づかせるなら、子どもが毎日必ず帰る場所
──家庭にまさる場所はない。

そして、家庭における先生は、お母さまです。
お母さまを支援し、親子で深い対話ができる家庭教育の場を確立できたら、日本の子どもたちが、自分の頭で考え、自分らしい人生を切り拓いていける──。

その確信が、独立して家庭教育の道へ進む決意につながりました。

家庭教育から、日本を変える

2018年に独立。
以来、500名を超えるお母さまの家庭教育を、共に変えてきました。2024年には株式会社The Rhythmを創業。

2026年には初の著書を出版し、出版後5日で重版、2ヶ月で4刷。予想を超えた反響をいただきました。

出版記念の全国10都市講演ツアーでは、本当にたくさんの親御さまや子どもたちと出会えました。

家庭における親子関係の大切さ、親子で一緒に読解力を磨く意義、そして親が子どもの心を読み解くことの面白さを、直接お伝えできたこと。そして多くの方に、その大切さを実感していただけたこと。それが何より嬉しい時間でした。

私がこの仕事を続ける理由は、シンプルです。

顔色を伺いながら育った子どもだった私は、知っているからです。
正解を探して、自分の言葉をなくしていく怖さを。

「そのままでいい」と言ってもらえた瞬間に、心がほどける感覚を。

そして、親からの信頼を受け、温かく見守られた子どもが、自分の頭で考え、自分の力で生きていけることを。

読解力とは、文章を読む力だけではありません。子どもの心を、自分の心を、家族を読み解く力です。

その力が家庭で育つとき、子どもは信じられないほど大きく変わります。

子育てが、劇的に変わっていきます。

市野瀬教育研究所が描く未来

市野瀬教育研究所の次なる挑戦は、日本全国の家庭教育を改革すること。
さらに、それだけでは終わりません。

一人ひとりの個性に合わせた自己実現を支える学校の設立。

発達特性に悩む子どもたちの夢を叶えるプロジェクト。

子育ての読解法をすべての家庭に届ける次なる書籍出版。

そして、幸せな親子のための新しいバイブル
──「新・母子手帳」の出版と普及。

子どもが主体的に考え、自分らしく生きていける社会を、家庭から創る。

その未来に向かう仲間に、あなたも加わっていただけたら、嬉しいです。

■ 親御さまへ

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──子どもの成績や受験、子どもとの関わり方に悩む方も、より良い子育てを追求したい方も。

勉強会や説明会・個別相談で「我が子の心理と才能を読み解く技術」に触れたとき、お子さまの意欲と笑顔が育ち、家族全体が良い方向へと変わっていきます。

■ 学校・教育機関・企業・自治体の方へ

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──生徒の自主性や読解力を育てたい学校・教育機関、子どもの教育・保護者支援に取り組む企業・自治体へ。

3,000人の子どもたちの読解指導と500名超の家庭教育支援の知見をもとに、講演・研修・イベント共催を通じて、子どもたち・保護者・教育関係者の皆さまに、現場に根ざした学びをお届けします。

■ メディア関係者・出版社の方へ

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──家庭教育・子育て・AI時代の学び・読解力をテーマとした、テレビ・ラジオへの出演、新聞・雑誌・Web媒体の取材・寄稿、書籍出版のご相談を承っています。

名門校での10年間の教育経験、5人に1人を東大へ導いた読解指導と家庭教育支援の知見をもとに、番組・紙面のニーズに合わせて柔軟に対応いたします。

発売後5日で重版、2ヶ月で4刷、Amazon読書法カテゴリ1位を記録した初の著書を軸にした企画も可能です。

構想段階でのご相談も歓迎しています。

■この未来を共に創りたい方へ

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──学校の設立や、発達特性に悩む子どもたちの夢を叶えるプロジェクトを、共に形にしてくださる仲間を心よりお待ちしています。

教育者(現職・元教員、学校運営経験者)、発達支援の専門家(臨床心理士・言語聴覚士・医師など)、経営者・投資家、そして議員や、自治体・教育委員会で教育・子育て支援に携わる方。

専門知識のご提供、事業としての参画、資金や制度面でのご支援
──関わり方の形は問いません。

構想段階のお声がけも、大いに歓迎いたします。

ご相談・ご依頼は、お問い合わせページよりお寄せください。